いのちの袋〜体・心・空・いのち〜
- narayogaclass
- Sep 27, 2021
- 2 min read
Updated: Jun 25, 2023
こんにちは。
陽が落ちるのが早くなりましたね。
深まりゆく秋、いかがお過ごしでしょうか。
今日はナーラーヨガの講座のはじめに伝えられる
『いのちの袋』という話に触れたいと思います。

『わたし』とは一体何なのか・・・
わたし自身のことが、わたしの一番の関心ごとであり、一番の謎ではないでしょうか。
わたしは自分のことを何だと捉えているのか・・・。
ナーラーヨガの講座などではこのことを、人間を『いのちの袋』に例えて、
『体』『心』『空』『いのち』という4つから人が構成されていると捉え、
やさしく理解しやすいように伝えてくれています。
これら4つはすべて自分にあるものですが、
自分が自分を何であると認識しているかで、
感じ方やあり方というのは大きく変わってきます。
もし、自分を『体』だけだと捉えていると
◎傷つけられるのがとても怖くなります。
◎常に脅かされている感覚を持ちやすいから、防御する感覚が強くなります。
◎敵と味方にわかれます。
もし、自分を『心』を中心に捉えていると
◎感情を害されることが怖くなります。
◎意見や考え方が違うと「自分そのもの」を否定されたと感じやすくなります。
ここはマインドとも言いますね。
心(マインド)とは、記憶が集まったもので、感情、思考、思い出など、
これらはすべて過去の印象からきています。
もし、自分を『空』であると捉えていると
◎敵も味方もなく、みんなが仲間という感覚が強くなります。
◎平和で安心に満ちています。
ここはハートとも言いますね。
すべてを含むところです。
そして、『いのち』
『いのち』というのは、個の概念が完全にない領域です。
わかれていないので、ひとつ、という概念すらない。
わたしたちの源。
永遠、無限。
ナーラーヨガのアーサナを行うと自然とノーマインド
『空』の領域に誘われる、そのように出来ているなぁと感じます。
からだが休まり、頭(心)がお休みする瞬間に、
空っぽのところに自然と入っていく、からだを使った瞑想的なヨガです。
座る瞑想ではなかなかノーマインドに入れないという方にも向いていると
思います。
シンプルなメソッドながら、そこで起こることは奥深い、
そんなところがナーラーヨガの魅力です。^^
今回ご紹介した『いのちの袋』の話は、
【いのちの絵本】という小冊子になっています。
こちらで販売もしていますので、よろしかったらご覧くださいね。
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